指導員検定会(第4会場)

2014年2月21日(金)〜23日(日)

富山県:立山山麓スキー場

今シーズンから大幅に教程が変わり、指導員、準指導員ともに単位制の廃止、種目の増加がありました。新教程での初めての挑戦者1名が今回の検定に当クラブから挑戦をしました。昨年度までに単位を取得している受検生には特例があるようなのですが、当クラブからの受検生は初回受検ということで、1.基礎種目4種目、実践種目4種目のうち各3種目づつが80ポイント以上 2.全ての種目の合計点が640点以上 3.理論検定の得点が60%以上の全ての基準をクリアする必要があります。

2月20日(木) 前日

受検生は夕方に浜松を出発し、23時ごろに現地入りをしました。現地入り後はオリンピックを観戦しつつ、理論検定に向けた最終確認をしました。(スキーハーフパイプ決勝までは翌日の影響も考え起きていなかったようですが..)

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2月21日(金) 1日目

8時より受付開始ということで、受付会場の立山国際ホテルに8時丁度に向かいました。受付を終了させて、開会式までテキストを開きながら最終確認です。

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なお、第4会場の立山山麓会場の受検生は82名です。

ビブナンバーは80。縁起のいい番号です(ただの50音順ですが)

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9:00 開会式

開会の挨拶、主管県連の富山県スキー連盟の挨拶、地元の方の挨拶、SAJ理事の山田隆氏の挨拶、主任検定員であるSAJ教育本部専門員の中勢蔵氏の挨拶などがありました。

9:45 理論検定集合 10:00 理論検定

この時点でテキスト、携帯電話は机上から片付けないとならないので追い込みは終了です。開始時刻までに理論問題5枚と解答用紙3枚が配達され、解答用紙に番号と名前を書いて開始を待ちます。

理論検定は90分、60分経過後に退出可能となります。   60分経過後... 当クラブの受検生は真っ先に退出してしまいました...

・受検生より 今年の理論検定では予想されていたオリンピック関連、スキーの歴史関連、論述問題がなく、SAJの規約関係が例年に増して出題されました。また新教程の理解や指導方法などの実際に現場で使用する知識に関する問題が多く出題されこれらに関しては非常に細かい知識が要求される難しい問題だったと思いました。「必ず何かを書いておけ」という指示をもらっていたにも関わらず最初の問1から書けなくて青ざめました(最終的には書いて退出→不正解)

13:00 実技検定 (2班体制のためプログラムの滑走順と一部入れ替わっております実際の当クラブ受検生の滑走順のレポートです)

第1種目 横滑りの展開(基礎種目) らいちょうバレー パラダイスゲレンデ

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スタートとゴールの両側に赤ポール、中間に青ポールがあり、青ポールを目印に大回りから小回りに展開して切り替えという形式での滑走となります。霧で視界が無くなる状況が多く何回もの中断を挟みながら、検定員がジャッジできる視界が確保でき次第のスタートで検定が進みます。

・受検生より 前の受検者がスタート後視界が1メーターほどになってしまい。スタート準備をしたまま20分の中断を余儀なくされました。切り替えでシュテムになってしまう受検者、小回りに展開後に十分横(下)にスキーをずらせなくスキーを前に走らせてしまう受検者が多くいましたので、この2点に十分注意しながら減速しないように滑りました。柔らかい雪質で2方向目で若干体が回り一瞬スキーがひっかかったのが残念です。

第2種目 小回り不整地(実践種目) らいちょうバレー パラダイスゲレンデ

1種目目と同じゲレンデの反対側、1種目目で待たされた影響で、スタートまで来るとすぐにゼッケンコール、その後約10人待ちでスタートとなりました。コブレーンは3本(+1本)、下から見て右から浅めで回転弧の大きいバンクライン、真ん中に最も深い縦目のライン、10メートル位空いて左に中間の大きさのライン、(10メートル開いた部分に新雪ライン)があり、当クラブの受検生は真ん中の深いラインを選択しました。

・受検生より 不整地は得意なのと検定の要素と雪質を考えで迷わず一番深いラインを選択しました。(バンクラインは速度が増すと体が回りやすく、左のラインはスタートまで行くのが面倒だったので..)途中1ターン同じ向きの溝が連続していましたが、何事もなかったように整地部分で1ターンして復帰をしました。特に後半は縦目に攻め、外スキー操作を見せることを考えて滑走しました。

第3種目 総合滑降(実践種目) 極楽坂 ロマンスコース

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3種目目は再度のバーン変更で極楽坂のロマンスコースでの実施となりました。斜度は最初の急斜面が短く、次第に斜度が落ちてくるバーン構成です。合わせて北陸の重い柔雪で速度が出にくい状況でした。

・受検生より 前走とあらかじめ確認しておいた全日本選手の受検生の滑りを基に構成を考えました。緩斜面でリズム変化をしなければならない状況でしたので、最初の急斜面で勢いに乗るスタートとリズム変化時に失速しないよう大きめの小回り、再度リズム変化をして縦長に攻めていく事を考えて滑走しました。

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これで1日目の3種目は終了となりました。終了後も雪はやまないので緩斜面でシュテム、ボーゲンの動きを確認をして早めに上がりました。(上がった後には同宿の他県の受検生とそのスキースクール関係者と1杯やっていたみたいですが)

2月22日(土) 2日目

9:30 集合

第4種目 基礎パラレルターン小回り(基礎種目) 極楽坂 チャレンジコース下部

今回はこの種目予想より急な斜面での設定となりました。昨日と一転天候も回復して、雪質も良い中での検定となりました。またこの種目から静岡県の他クラブに所属の先輩指導員2名が応援とサポートに駆けつけてくれました。

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・受検生より 直前にLINEで指示があったスタンスと上下動に注意して滑走しました。また腰がスキーと共に回らないように気をつけながら確実に板を操作することを考えて確実に滑走しました。

・サポーターより 普段より少し動きが固かった感じですが確実に操作をしていたとのこと

第5種目 基礎パラレルターン大回り(基礎種目) 極楽坂 チャレンジコース上部

 

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(左から二人目が当スキークラブの受検生)

この種目は基礎とついているだけあってある意味レベルを落として滑る必要のある種目です。当然レベルを落とすだけでなく求められる要素をしっかり出さなくてはなりません。検定はコースのほとんどをセパレートして斜面を大きく使える中斜面設定で行われました。

・受検生より 上下動を使用して外スキー操作をしっかりみせることと、切り替えの部分で余裕を持って腰を前に出しながら外スキー操作ができるポジションを作ることを重視して滑走しました

・サポーターより 若干の腰の回転が見られてしまったがぎりぎり大丈夫でしょうか・・

第6種目 パラレルターン大回り(実践種目) 極楽坂 チャレンジコース下部

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小回りと同じ場所、スタートを上げての検定となりました。小回りのスタート付近で雪溜まりがあったため、受検生によるデラパージュが入った後での検定開始となりました。

・受検生より ローテーションの関係でスタートが早かったためいいバーンを滑れた反面イメージ作りに苦労する状況でした。既に5種目を終えているので、自分より前の滑走者のレベルが把握できてきたので、チェックした人の滑りだけを参考に構成を考え滑りました。

・サポーターより 左右、上下の回転弧のレイアウトが非常に良かったと思いますとのこと

第7種目 シュテムターン(実践種目) 極楽坂 チャレンジコース上部

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使用斜面設定は基礎パラレルターンと全く同じ、この種目の設定バーンとしては若干斜度が緩やかな設定でした。

・受検生より 実は前走と最初の数人の受検者を見てスタートエリアではちょっとした混乱が起こっていました。しかし養成講習&クラブ内でのトレーニングでやっていいこといけないことをしっかり確認をしていて、自分自身の欠点と修正法も確立していたため自分を信用して自分の思う滑りを表現しました。

・サポーターより バッチリじゃないでしょーか!

第8種目 プルークボーゲン(基礎種目) 極楽坂 チャレンジコースの下の緩斜面

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最も盛り上がる最終種目でしたが、地味な種目。とはいえ8種目の長丁場を終えた受検生はゴールエリアでみんなに出迎えられてねぎらってもらいます(盛り上がりすぎて注意まで出ていましたが・・)終了した受検生からは安堵の表情が浮かびます。

・受検生より 自分から外向をとらずに、板が下を向くまでがまんして、山回り局面で板の横に引っ張られるように荷重と唱えながら4ターン。適度なスピードで降りてこられたと思います

・サポーターより 安定していて見ていて安心。。

12時過ぎに全ての種目が終了しあとは合格発表までの約21時間は自由時間です。初めて来たスキー場の全コースをワイワイ制覇して、いい景色といいコースを堪能したあとは、夜は宴で盛り上がりました。

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2月23日(日) 3日目

この日は閉会式と合格発表のみです。

9:00までに本部のある立山国際ホテルに集合です。

 

閉会式は全員が少し早めに揃ったので9:00を待たずに始まりました。

発表の前に講評があり下記の点が特に課題という講評がありました。

・(同時に行われた)A級検定員は優秀でした

・理論検定ですがもっと勉強してください

・特に急斜面設定の2種目(基礎パラレル小回り、実践の大回り)が基準に達していない率が高い種目でした。急斜面で外スキー操作ができないケースが目立ちました。

講評が終わった後、合格発表がありました。発表は会場内の後ろのホワイトボードに全員の番号と合否が掲載される形式で行われました(合否の掲示は撮影禁止)

結果は合格でした!

第4会場合格率(初回受検、単位受検の合計 初回受検、単位受検それぞれの比率は不明です)

55/82(67.1%)

合格の記念撮影!

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